第24回日本外来小児科学会年次集会
     The 24th Annual Meeting of the Society of Ambulatory and General Pediatrics of Japan



年次集会

























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2014/08/31

ご挨拶

第24回日本外来小児科学会年次集会 会長
藤 岡 雅 司(ふじおか小児科 院長)

 第24回日本外来小児科学会年次集会公式ウェブサイトにようこそ!

 第24回年次集会は2014年8月30日、31日に大阪国際会議場とリーガロイヤルホテル(大阪)において開催します。 今回の年次集会では、総合テーマとして「子どもたちの幸せを目指して −今、私にできること−」を掲げました。

 外来小児科に関わっている私たちが、日常の仕事をしていて、やりがいを感じるのはどのようなときでしょうか? 子どもの病気が治ってきたとき、まれな病気の診断がついたとき、保護者の方々に感謝されたとき…。 皆さんそれぞれ感じ方はちがって当然ですが、私自身は、子どもの屈託のない笑顔に接したときです。今の仕事をしていてよかったと、もっとも強くやりがいを実感します。

 子どもたちには心の底から笑って欲しい。すべての子どもたちが幸せであって欲しい。 これこそ子どもたちに接する仕事に携わる私たち大人の願いではないでしょうか。しかし、子どもたちを取り巻く環境にはいつの時代もさまざまな問題が山積しています。 私たち大人には、子どもたちのために、子どもたちに代わって、問題の解決を目指して行動することが望まれています。

 今回のテーマには、外来小児科に関係する私たち一人ひとりが、子どもたちの幸せを目指して今まで何をしてきたのかを問い直すと共に、 今から何ができるのか、何をするのかという行動につなげていただく機会として欲しいという、実行委員会の総意が表現されています。

 さて、具体的なプログラムですが、例年通り、日本外来・ャ児科学会の学会活動の四本柱である、 研究、教育、診療、アドボカシーの分野でのワークショップ、一般演題、セミナーなどを企画しました。 新しい試みとして、会員の熱い想いを語っていただく「熱血リレートーク」や、患者家族の会を中心とした「ミニシンポジウム」もおこないます。

 4月上旬には会員の皆様のお手元にガイドブックが届きます。 手に取ってお読みいただき、どのように参加しようかいろいろと考えて、ぜひ事前登録や一般演題、ワークショップなどへのご応募をよろしくお願いいたします。

 一般演題は年次集会でもっとも重要なプログラムです。日常診療に関連するリサーチや診療活動など気軽に発表してください。 口演発表は1日目午後となっていますが、ポスターのみの発表もお受けしています。医師だけでなくスタッフの方々からの応募も大歓迎です。ぜひふるってご応募ください。

 ワークショップでは参加者が意見を出し合い、お互いに刺激し合いながら、自分たちにしか作れないオリジナルのプロダクトを目指します。 今回は1日目午前と2日目午前に合計40のワークショップを予定しています。非常に人気の高いプログラムですので、興味あるテーマにはぜひ早めに応募してください。

 セミナーは明日からの外来小児科診療に役立つ講演を12のテーマについて企画しました。 ワークショップにしようか、セミナーにしようか、迷われるかもしれませんね。あれこれ考えてみて、ご自身の予定を決めてください。 ハンズオンセミナーも役に立つこと間違いなしです。

 シンポジウムでは二部構成です。1日目午前のシンポジウム1では、診療以外の場での子どもたちの幸せを目指した会員から今までの活動を発表していただきます。 1日目午後のシンポジウム2では、これからの小児のプライマリ・ケアはどうあるべきかをテーマに、小児科関連の諸団体からご登壇いただき、白熱した議論となるよう計画しています。

 特別講演では、「おもてなし」、「リスクマネジメント」をテーマにその分野でのエキスパートの方にお話いただきます。 また、特別企画ではSF作家の瀬名秀明さんをお招きして、生命科学と医療についてご講演いただきます。

 最後に一番重要な懇親会です。リーガロイヤルホテルで開催します。ご参加いただく方々には、質も量も満足いただけるお食事を準備しています。 また、9年前の第15回年次集会では河内音頭で乱舞しましたが、今回のサプライズ企画は・・・? 乞うご期待。

 2014年夏は大阪にぜひお越しください。全国の多くの方々とお会いできることを楽しみにしています。 子どもたちを思う熱い気持ちをみんなで共有していきましょう!